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noharm®︎AWARD 2023 受賞企業

noharm®︎AWARD とは?

日本ノハム協会は、SDGsに示されている数多くの課題の中から、日本企業がとくに取り組むべき重要な領域を6つに定めることで、より本質的・具体的なSDGs取り組み分析・提案を行い、企業の持続可能性を高めるための支援を行っています。
サステナブルな取り組みが認められたnoharm®︎メンバーシップ企業・団体の中から、6つの重要課題に対し推進度が高い企業・団体を表彰することで、 SDGs 経営に取り組むきっかけや企業の持続的な成長と共有を目指します。

 ★ 2023年度 ノハムアワード受賞企業  


Diversity&Inclusion(属性フリーで活躍の場を広げる)株式会社Pacific Diner Service 

祝辞(一般社団法人日本ノハム協会 専務理事 筒井隆司)

ブライダルという新たな人生の門出を祝う事業を通じて、社員やアルバイトの従業員全てを包摂して心理的安全性を確保し、成長機会を見出せるように様々な施策をとられていることに感銘を受けました。特に国内の水準にとらわれず独自の野心的な目標を設定していることが本気度を感じさせます。外国籍社員の採用や女性活躍支援策なども「大変だからこそ挑戦してみる」という姿勢が今後の発展に資することは疑う余地がないと思います。「つわり休暇」や「介護休暇」も先進的で、ビジネスケアラーに寄り添う大変すばらしい施策だと感じました。こうした実践躬行を励行すれば目標達成も可能だと応援しています。


Climate Action(全ての側面からの地球温暖化対策) スミカグループ

祝辞(一般社団法人日本ノハム協会 専務理事 筒井隆司)

欧米のサステナビリティ先進国に比べ、四季のある日本では住宅や事業所の断熱レベルが低く冷暖房コストが高いことが指摘されていますが、そうした懸念を払拭すべく、着実に対策を普及されていることに敬意を払いたいと思います。サステナブルな建設資材の利用拡大やリサイクルによる資源循環は日本人の創造性を引き出す宝庫とも言えます。こうした挑戦に、海外の紛争国からの採用も維持し、将来の母国再建にも役立てて頂くことは同じアジア太平洋地域の日本の使命とも言えます。信念をもって事業経営に邁進する良い事例として益々のご発展を祈っております。


Zero Waste(資源ロス・廃棄を最小限にする) 株式会社 Bo Project.

祝辞(一般社団法人日本ノハム協会 専務理事 筒井隆司)

こんな素敵なお箸を持ち帰って良いなら、ぜひ一度食べに行ってみたいと思わせるデザインのお箸たち。大切な森林資源を一度きりで使い捨ててきたことを恥じ入る人も多いのではないでしょうか? こうした取り組みが広がると、様々なデザインや趣向を凝らしたお箸を見て、旅先の思い出に浸ったり、大切な友人や家族とのイベントが蘇ることもあると思います。お箸はアジア全体で私たちの命を守ってきた大切な道具です。こうした道具への感謝や大切に扱う気持ちがサステナビリティの基本だと思います。箸を捨てない文明を日本のトレードマークにして頂きたいと選ばせて頂きました。


Well-being(人も会社も健康に) 一般財団法人近畿健康管理センター

祝辞(一般社団法人日本ノハム協会 専務理事 筒井隆司)

課題先進国と言われる日本でも、健康寿命の延伸は最大のテーマの一つであり、世界中が日本の健康管理の方法に注目しています。そんな中、クラウドを用いた検診サービスの導入や、様々な場所に出向いて健康増進イベントを企画実行されるなど、自ら汗を流して健康人口を維持拡大しようという経営姿勢は、地域のサステナビリティにとって不可欠な価値を創出していると感じます。気候変動緩和策においても再エネやEVの導入に加えペーパーレス化で森林資源の保護に配慮するなど、多角的な取り組みが評価されます。社員の健康を顧客の健康、地域社会の健康につなげている点が秀逸です。


Biodiversity(生物多様性を大切にする) 丸正印刷株式会社

祝辞(一般社団法人日本ノハム協会 専務理事 筒井隆司)

ピーク電力を意識し管理するという先進的な取り組みは、沖縄の地域特性をよく理解された行動です。電力のデマンドレスポンスに向け、ダイナミックプライシングなど需給バランスの調整もきっと効果を発揮することでしょう。また余剰紙資材の転用も着実に実施され、資源が有効に利用されています。持続可能な森林資源の証であるFSC認証紙の採用案件も倍増し、サステナビリティの発信力も調達から印刷、営業まで行き渡っていると感じました。こうして環境負荷を減らすことで生物多様性の損失を2030年までに食い止め、日本の豊かな生態系の復元に貢献して頂きたいと期待しています。


Partnership(共創で課題を解決する) 株式会社 大伸社ディライト

祝辞(一般社団法人日本ノハム協会 専務理事 筒井隆司)

クリエイティブな仲間たちと働く喜びを分かち合える、そんな職場の雰囲気が伝わってくるようです。サステナブルな考え方や事業での取り組みは正しく伝え、伝わらないと消費者の共感や評価にはつながりません。パンデミックの苦い体験すらも新しいコミュニケーションスペースの立ち上げに生かし、前向きに新しい価値を生み出してゆく創造性にこれからも大きな期待が寄せられるでしょう。イベントの什器や資材も再利用して環境負荷を減らすことになりますが、こうした地道な取り組みが積み重ねで人々の意識を変え、行動を変え、習慣を改善することに貢献して頂きたいと思います。

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