製造業×SDGs

食品製造・加工業界がSDGsに取り組む必要性

人口の急激な増加に伴い、食料生産がもたらす環境負荷や社会的な問題も複雑多様化しています。今までは「サプライチェーン」という発想で、それぞれの取引段階での経済合理性があれば良しとされていましたが、これからは「バリューチェーン」という生産から加工・流通・消費・廃棄までを含んだ全体の付加価値のバランスや社会への負荷を俯瞰し軽減する為に協力することが必要になります。

関連するSDGsのゴールと対策

1

飢餓をゼロに

創意工夫で購入した食材は使い切ることで、無駄な仕入れや食料廃棄を減らし、
食糧が不足している貧困など社会的弱者を飢餓から救う
2

全ての人に健康と福祉を

健康の維持に資する食品を理解し、
これらを提供することで消費者の栄養バランスの乱れや過食・拒食を防ぐ
3

質の高い教育を皆に

食育を通じて健康維持がもたらす社会・経済効果を学び、
持続可能な農業や生産、賢い消費についての理解と賛同を得る
4

ジェンダーの平等を実現しよう

製造・物流・保管・流通などの工程でAIやIoTを駆使して女性の活躍の場を増やす
5

クリーンなエネルギーを

調達・製造・物流・保管・流通などの工程で自然エネルギーの利用を推進し、
自然エネルギーのコストを下げ、広い範囲で安価なクリーンエネルギーへのアクセスを可能にする。
6

働き甲斐も経済成長も

安全な加工技術や冷凍技術を生かして食の多様性を追求し、社会に生きる喜びを提供する。
7

産業と技術革新の基盤を作る

革新的な生産、輸送、加工、製造、保管、配送技術を駆使して環境負荷を軽減し、
生産効率を向上し、包装や再利用にも配慮して循環型社会の構築に寄与する
8

作る責任と使う責任

原材料の責任ある調達方針を公開し、労働者の職場環境や人権に配慮し、
無駄のない資源循環を創り上げる。
9

気候変動に具体策を

省エネや節電に加え、自然エネルギー由来の電力を優先的に選んだり、
資材の無駄をなくすことで気候危機の緩和・適応策を進める。
10

海の豊かさを守ろう

食材の調達には国際認証やそれに準ずるものを優先し、
安心安全な食品の提供と海洋水産資源の持続可能な利用を推進する
11

森の豊かさを守ろう

食材の調達には国際認証やそれに準ずるものを優先し、
安心安全な食品の提供と農林資源の持続可能な利用を推進する