SDGs用語集
貧困
貧困とは、一般的には低所得で生活水準が低いことを指します。しかし、貧困を一律に定義することは困難です。以下、いくつかの貧困の定義を列挙します。
世界銀行
世界中の貧困の指標として、国際貧困ラインを設定しています。世界銀行による国際貧困ラインは、他者・他地域・他国等との比較ではありません。あくまで人が生きていく上で必要な衣食住の最低限のレベルであり、この指標以下の生活を強いられている人びとが「絶対的貧困」に該当します。
このような「絶対的貧困」に対して、他者・他地域・他国等との比較における貧困は、「相対的貧困」と分類されますが、この両方を関連付けてとらえることの有用性を主張する専門家もいます。
国連開発計画
貧困を「教育、仕事、食料、保健医療、飲料水、住居、エネルギー等、最も基本的な物質・サービスを手に入れられない状態のこと」と定義しています。
経済協力開発機構
開発援助委員会がまとめた「DAC貧困削減ガイドライン」によると、貧困とは1)経済的能力、2)人間的能力、3)政治的能力、4)社会・文化的能力、5)保護能力の5つの能力が欠如している状態であると定義しています。
SDGs経営支援プラン
お申込み受付中
専門チームがサステナブルな企業経営を
トータルサポートいたします。