SDGs用語集
フィルターバブル
フィルターバブルとは、各個人に最適化されたインターネットコンテンツが表示され、似た情報や視点に囲まれてしまう状態を指します。一人ひとりが情報の「泡」に包まれてしまい、自分の見たい情報しか見えなくなることを、フィルターバブルと言います。
インターネットには、ユーザーの興味関心や検索傾向を分析し、コンテンツを選り分けるフィルタリング機能、各ユーザーが見たいと予測される最適化されたコンテンツを提供するパーソナライゼーション機能があります。
これらの機能によって、個人が同じような情報に囲まれ、異なる意見が目に入らなくなってしまいます。
フィルターバブルによって、自分と違った立場、視点の情報に接する機会が無くなると、自分の考えだけに固執したり、視野が狭くなったり、多様な考え方を受け入れづらくなったりするという弊害があります。
フィルターバブルから抜け出すための方法
フィルターバブルから抜け出すための方法を2つ紹介します。
まず、情報を得るときにはインターネットだけでなく、新聞や雑誌、本などの紙媒体や、TVやラジオを利用しましょう。そうすることで、自分とは違う意見にも触れられます。
次に、インターネットのシークレットモード機能を使いましょう。chromeやsafariなどのブラウザには、シークレットモードやプライベートブラウズモードと呼ばれる、閲覧履歴やログイン時のデータが自動的に削除される機能が搭載されています。この機能を使うことで、フィルターがかけられていない、フラットな状態での検索が可能になります。
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