SDGs用語集
パーマカルチャー
パーマカルチャーとは、パーマネント(永続性)、農業(アグリカルチャー)、文化(カルチャー)の3語を組み合わせて造られた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、つまり、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法だと定義されます。
デザインといっても、形や色を創造することではありません。自然と人間が共存できる社会システムを創造することが、パーマカルチャーが指すデザインです。
また、デザインの対象は農業だけでなく、建物やコミュニティなど、生活全般とされています。つまり、パーマカルチャーとは、持続可能な暮らし方を意味します。
パーマカルチャーの3つの理念と12の原則
パーマカルチャーは、1970年代、オーストラリアの教師をしていたビル・モリソンとデイヴィッド・ホルムグレンが提唱したのが始まりで、3つの倫理が提唱され、デザインや実践の基準とされています。
一つ目は、地球への配慮です。
二つ目は、人々への配慮です。
三つ目は、余剰物の共有です。
その上で、創始者の一人であるデイヴィッドは、デザインをする上で大事な12つのデザイン原則も提唱しています。
1. 観察と相互作用
2. エネルギーの獲得と貯蓄
3. 収穫
4. 自律とフィードバックの活用
5. 再生可能な資源やサービスの活用と尊重
6. ごみと無駄を出さない
7. 全体からディテールのデザイン
8. 分離より統合
9. ゆっくり小さな解決を目指す
10. 多様性の活用と尊重
11. 接点の活用と辺境の尊重
12. 変化に対して創造的な活用と対応
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