SDGs用語集
バリアフリー
バリアフリーとは、障害や障壁といった「バリア」を取り除くという意味です。もともと、建築基準の1つとして、歩行が困難な高齢者や身体障がい者などでも利用できるように、足元にある段差等の物理的な障壁を除去するといった文脈で使われていました。例えば、エレベーターやスロープなどの設置です。
最近では、「物理的バリア」以外にも、様々な障壁があると言われます。例えば、高齢者の運転に関してです。高齢者の交通事故が多発する一方で、車が生活の生命線ともなっている場合に、免許返納は簡単に判断はできるものではありません。そこで、少しでも安心して運転が出来るような「制度的バリア」も解消する取り組みが行われています。
「文化・情報面の障壁」では次のようなことが挙げられます。情報の伝達が視覚や聴覚に偏っている場合、障がいのある人にはわからない場合があります。点字を活用するのも一つの案です。さらに、海外からの旅行者が困らないように、公共交通や施設で、多言語で案内するようになってきています。
バリアフリーは特定の人のためだけのものではなく、ありとあらゆる人々が不便なく生活できることが大事なのです。
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