SDGs用語集

エシカル消費

エシカル消費とは、環境や社会に配慮された製品を購入することです。

これまで消費者は自身が購入する商品については、その商品の性能と価格を考慮して消費活動を行うのが一般的でしたが、環境や社会への関心が高まったことで、商品が生産される背景などを通してその製品が持続可能性に十分配慮された商品かどうかが消費行動の一つの要素として考慮されるようになりました。

欧米では各商品に対して、それぞれが環境に配慮されているかどうかを確認し認証を行うことがメジャーになってきており、森林保護に関する商品に対する認証であるFSC認証や水産資源や環境への配慮が行われている商品に対する認証であるMSC認証などがあります。こうした認証が行われている商品を購入することや、フェアトレード商品やオーガニックな製品を購入すること、寄付がある商品を購入することがエシカル消費につながります。

ここ数年で日本におけるエシカル消費の認知度は数倍になっており、日本でも話題になってきたエシカル消費ですが、海外ではエシカル消費はすでに大きく広がっており、日本ではまだまだエシカル消費が十分に進んでいないという現状もあります。フェアトレード商品の購入額を見ると、特に意識が高いスイスと比較すると、人口一人当たりの金額に換算して100倍もの差があるのが現状です。

  1. あ行
  2. か行
  3. さ行
  4. た行
  5. な行
  6. は行
  7. ま行
  8. や行
  9. ら行
  10. わ行
  11. A~G
  12. H~N
  13. O~U
  14. V~Z
  15. 数字

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