お知らせ

気候変動に対応するため、各国での環境保護に対する意識の高まり、および省エネ、低炭素、リサイクルなどのグリーン経済、その上にシェアリング経済の台頭を踏まえ、台湾は近年、国連持続可能なすべての教育水準における持続可能な開発目標 (SDGs)を掲げております。 しかし残念なことに、教育分野でSDGsをどのように落とし込むについての参考文献は見当たりません。

著書『SDGsと台湾の教育現場実践』の編集者兼召集者である張瑞剛教授は、関連する書籍の刊行を急務だと感じ、日本でSDGsを積極的に推進している日本ノハム協会と意見交換を行い、台湾の公立学校など10校で延べ26名の教員に連絡を取り、著書の制作を行いました。

この本では、台湾の学校や教師がカリキュラムで SDGs を推進する際に、十分な参考例と知識を提供することによって、学生がすぐに SDGs とつながるようになり、学生が「SDGsの重要性と実践に注意を払う」ように育てることができます。各章立てから、教師らの自ら専門分野による説明と17の目標をあらゆる分野に積極的に統合する方法を読むことができます。

この本が台湾の大学などの一般教育コースの参考書の1つになることを期待するだけでなく、高等教育の推進を通じて、学生は社会に出る前に基礎知識や応用例を参考にすることができ、将来のエリート学生にも社会に出た後も推進を利用する機会が与えられることが期待されます。教育を通じて、国連の持続可能な開発目標（SDGs）の精神が次世代に受け継がれることを願っています。