電子廃棄物

電子廃棄物とは、電気電子機器廃棄物ともいわれ、電子機器の廃棄物のことを指します。

英語ではE-wasteやWEEE（Waste Electrical and Electronic Equipment）とも言われます。

国連のグローバル電子廃棄物統計パートナーシップのレポート「The Global E-waste Monitor 2020」によると、2019年には世界で5,360万トン近くの電子廃棄物が生まれています。

また、同レポートは、電子廃棄物は2030年までに7,470万トンに増えると予測しています。

電子廃棄物の問題点

電子廃棄物は、「都市鉱山」として注目を集める一方で、地球環境への影響も懸念されています。

電子廃棄物には多くの有害物質が含まれており、廃棄場では大量のプラスチックが燃やされて、有毒ガスが充満しています。

ガーナにある世界最大規模の廃棄場では、働く人の多くが20〜30代という若さでガンにより死亡しています。