SDGs用語集
有機肥料
有機肥料とは、枯れ葉や家畜の糞などの動植物由来の有機物を含む肥料のことです。
有機肥料は、土の中で微生物によって分解され、無機物となって初めて効果を発揮します。そのため、肥料をまいてから効果が表れるまでに時間がかかってしまいます。じっくり時間をかけて効果を出す分、肥効も長く、保水力や栄養保持能力を高めて土壌そのものを改善できるのが特徴があります。一方で、デメリットとしては価格が高かったり、量を調整するのが難しかったりすることが挙げられます。
肥料には、有機肥料の他に化学肥料があります。
化学肥料は、自然界の無機物(鉱石や大気中の窒素ガスなど)を原料にして、化学的に合成した肥料のことです。成分量にムラがなく使用量が明確で、誰でも簡単に扱いやすいのが特徴です。有機肥料に比べ、価格も安価なので手に取りやすくなっています。はじめから作物が吸収しやすい無機物の状態になっているので、撒いてから効果が出るまでに時間がかかりません。しかし、化学肥料だけでは土壌改善は困難で、一度に多量使用すると作物が腐ってしまうこともあります。
SDGs経営支援プラン
お申込み受付中
専門チームがサステナブルな企業経営を
トータルサポートいたします。