SDGs用語集
持続可能な開発目標(SDGs)
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、SDGs)とは、国連で国際合意に達した2016年から2030年までの世界の長期目標で、17の目標、169のターゲットが掲げられています。
2000年9月にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム開発目標(MDGs)の後身です。
持続可能な開発目標は、2015年9月にニューヨーク国連本部に161の加盟国の首脳が集まり開催された「国連持続可能な開発サミット」で策定されました。
「誰一人取り残さない(No one will be left behind}」というスローガンのもと、持続可能な開発目標では飢餓や教育、経済、気候変動、海洋汚染などについて、目標が定められています。
国連ミレニアム開発目標(MDGs)と持続可能な開発目標(SDGs)の違い
国連ミレニアム開発目標は、途上国の開発問題が中心で、先進国はそれを援助する側という位置付けでした。一方、持続可能な開発目標(SDGs)は、開発側面だけでなく経済・社会・環境の3側面すべてに対応し、先進国にも共通の課題として設定しています。
それに伴い、掲げられた目標も全人類が取り組むべき課題となり、目標の数も8から17に増えてより包括的となりました。
さらに、持続可能な開発目標では、課題を解決するために、企業の創造性とイノベーションに期待を寄せており、企業の役割が重視されています。
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