SDGs用語集
ヴィーガン
ヴィーガンとは、「完全菜食主義者」と訳されることが多く、肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品を食べない人のことを指します。
ヴィーガンと似た言葉として、ベジタリアンやマクロビオティックなどがあります。これらの言葉は似たような生活様式を指す言葉ですが、文化的背景やそれぞれの生活様式をとる意図が異なっています。
ヴィーガンの中でも、動機によって3種類のヴィーガンが存在しています。1つ目は健康のために肉類を食べないという「ダイエタリーヴィーガン」。2つ目は環境のために畜産を避けるべきという理由から肉類や乳製品などを食べないという「エンバイロンメンタルヴィーガン」。3つ目は動物愛護の観点から、動物が絡む生産物すべてを避ける「エシカルヴィーガン」です。
世界中でヴィーガンの人口は増加してきており、日本国内でもヴィーガンの人口は増えつつあります。NPO法人アニマルライツセンターの調査によると、2019年には1.9%の人がヴィーガンであるとされています。これを日本の人口にかけ合わせると、日本全国におよそ240万人のヴィーガンがいる計算となります。
ヴィーガンとベジタリアンの違い
ベジタリアンはラテン語のVegetus(心身共に健康で生き生きしているという意味)が語源となっており、肉や魚を食べず植物性食品を中心にした食生活を行うことを指します。一般的にベジタリアンと呼ばれる生活様式では卵や乳製品を食べることについては自由が与えられています。
これに対してヴィーガンは卵や乳製品といった畜産物の摂取も控え、完全に植物性食品のみを食べる食生活を行うことを指します。これに加えて、先述した「エシカルヴィーガン」と呼ばれる生活様式では、革製品や絹製品を身に着けない、動物実験を通して開発された化粧品などを使用しない、といった生活をする上でも動物に関連した製品を使用しないといった生活様式もあります。
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