SDGs用語集
ベーシックインカム
ベーシックインカムとは、国がすべての人に無条件で、最低限の生活を営むのに必要な現金を定期的に支給する政策で、国民配当や基本所得保障、最低生活保障と呼ばれる場合もあります。
ベーシックインカムの特徴
ベーシックインカムには、以下のような特徴があると言われています。
- 一回限りではなく、周期的に支給されます。
- モノやサービスではなく、現金が支給されます。
- 世帯単位ではなく、個人単位に支払われます。
- 収入にかかわらず、すべての人に等しく支給されます。
- 働いているか否かの条件なく、支給されます。
ベーシックインカムの現状
ヨーロッパにおいては、過去20年ほど、従来の失業政策がうまく機能しない状況にありました。そんな中、ひとつの可能性のある解決策として、ベーシックインカムの導入が真剣に議論されてきました。なぜなら、ベーシックインカムが貧困削減に向かう社会政策と完全雇用を目指す経済政策を両立する唯一の方法だと考えられているからです。
AI(人工知能)技術が発達し、多くの人の仕事がロボットやAIに取って代わられる時代が近づいています。将来、失業者が増えると予期されている中、ベーシックインカムが最低限の生活を保障すると考えられています。
政治家や経済学者、企業のCEOなどもベーシックインカムの可能性に注目していますが、巨額の財源、仕事へのモチベーションの低下をどうするのかなどといった議論もなされています。
SDGs経営支援プラン
お申込み受付中
専門チームがサステナブルな企業経営を
トータルサポートいたします。