ベンチマーク

ベンチマークとは、「指標」や「基準」という意味を持ちます。測量の分野において、高低差や建築物の高さを測る際の基準点を、ベンチマークと呼ぶようになったのが由来です。

ベンチマークは、近年、経営やマーケティング、IT など、幅広い分野で活用されるようになっています。一般的には何かを評価する際の基準を意味しますが、分野ごとにベンチマークの詳細な意味や使い方は異なります。

ここでは、資産運用におけるベンチマークを紹介します。

資産運用におけるベンチマーク

資産運用におけるベンチマークとは、運用目標となる指標、運用成果を評価する際の基準を表し、ベンチマークを設けるファンドの場合、市場の動きを表すインデックスが用いられます。

ファンドの成績がベンチマークより上回れば、ファンド運用者の腕が良かったことになり、ベンチマークを下回ればファンド運用者の腕が悪かったという目安になります。

日本株の場合は、TOPIX（東証株価指数）がベンチマークとして活用されることが多いです。