SDGs用語集
ヘドニスティック サステナビリティ
ヘドニスティック サステナビリティ(hedonistic sustainability)とは、快楽主義的持続可能性という意味を持ちます。
デンマークの建築家・ビャルケ・インゲルス氏が提唱した言葉で、人々の生活の楽しさと、環境へのやさしさなどの「持続可能性」を融合しようという、建築、都市デザインにおける新たな考え方です。
代表的な例の1つが、コペンハーゲンの街中にできた、ゴミ処理場兼スキー場です。ゴミ処理場の上が、高さ90メートル、面積31,000平方メートルのスキー場となっていて、エレベーターで頂上に上がり、スキーができる仕組みです。ゲレンデの上まで登るエレベーターからはゴミ処理場内部の業務が見え、巨大な煙突からは1トンの二酸化炭素が排出されるごとに直径30メートルの煙の輪が吐き出されるなど、環境教育の役割も担っています。
日本でも、トヨタ(TOYOTA)が、静岡県裾野市に「ウーブン・シティ(Woven City)」と呼ばれる、最先端技術の実験都市を開発するプロジェクト「コネクティッド・シティ」をスタートするなど、ドニスティックサステナビリティへの注目が高まっています。
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