SDGs用語集
フォルケホイスコーレ
フォルケホイスコーレは、一定の年齢以上であれば誰でも学べる全寮制の学校を指し、デンマークを発祥として北欧に広がっています。
「民衆の(フォルケ)高等学校(ホイスコーレ)」という名前の通り、フォルケホイスコーレは元々、教育格差の激しかった1800年代前半のデンマークで「すべての人に教育を」というコンセプトのもと生まれた学校です。
フォルケホイスコーレの特徴
フォルケホイスコーレには以下のような特徴があります。
- 入学試験、資格がありません。
- 成績の評価はされません。
- 単位や学位は与えられません。
- 校舎の中、あるいは校舎から近い宿舎で共同生活をします。
- 対話を中心とした民主主義教育が行われます。
フォルケホイスコーレには、デザイン思考や働き方を学べる学校、演劇やスポーツなどの分野に特化した学校、福祉を学べる学校、シニア向けの学校があり、10代の学生から社会人、高齢者まで、さまざまな世代が生徒となって学び、それぞれが納得するまで自身の知的好奇心を追求することができます。
フォルケホイスコーレは、デンマークの国民意識や民主主義教育に大きく寄与したと言われていますが、民主主義を育てる場であると同時に、すべての人が学べる「生涯学習」の体験の場でもあります。
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