SDGs用語集
ビオトープ
ビオトープとは、動物や植物が安定して生活できる生息空間(生物生息空間)のことです。
これは、ドイツで生まれた概念です。ギリシャ語の「bio(命)」と「topos(場所)」を組み合わせた造語です。一般に、川やアマゾンの雨林などの大きな空間から、池や小鉢などの小さな空間まで、魚や虫、多様な微生物が住まうところはすべてビオトープと呼ばれます。
ビオトープは、防災には配慮しつつも、より自然の状態に近い形にし、動植物の生息環境を残します。また、すでに環境が失われている場合は、人の手でビオトープを作り出すこともあります。コンクリートを打たずに、土を盛り岸辺を緩やかな傾斜にして石を敷くといった工法も採られるようになりました。
より身近な例としては、屋上を利用してガーデニングを行うこともそうです。また、庭につくった池やベランダの水槽で、水草を浮ばせタニシを這わせて、魚を飼うといったものが、ビオトープと呼ばれることもあります。このように、さまざまなやり方で生物多様性の確保をすることで、人々は自然との共生を目指しています。
SDGs経営支援プラン
お申込み受付中
専門チームがサステナブルな企業経営を
トータルサポートいたします。