グリーンインフラ

グリーンインフラとは、「自然が持つ多様な機能を積極的に活用し、環境保全に留まることなく、防災・減災や地域振興といった効果を得ようとするものやその概念」のことです。

グリーンインフラの例としては、屋上緑化や空き地の芝生化が挙げられます。これらの効果としては、都市部のヒートアイランド対策や雨水の貯留効果に繋がるとされています。また、地域に住む人々の癒しや賑わいを生むきっかけとしても期待されています。

近年、防災だけではなく、災害と共存していく「共災」という考え方が注目され始めています。そのためには、減災、環境保全、地域コミュニティの活性化といったグリーンインフラを人口減少にどう活かすか、今後の期待が高まります。