SDGs用語集
カーボンフットプリント
カーボンフットプリント(CFP)とは、製品のライフサイクル全体での二酸化炭素の排出量です。
直訳すると「炭素の足跡」となり、商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルまでの一連の流れ、つまりライフサイクル全体でどれだけの量の二酸化炭素を排出するかを表します。ライフサイクル全体での二酸化炭素排出量を見える化することで、生産者と消費者がともに低炭素な社会を実現していくことを目的としています。
カーボンフットプリントは2010年前後で経産省を中心として行われたプログラムで、2012年度以降は一般社団法人サステナブル経営推進機構にて新CFPプログラムとして運用が行われました。現在は同法人にて、エコリーフ環境ラベルプログラムとして、引き続き認定などが行われています。
カーボンフットプリントに似た言葉として、エコロジカルフットプリント(EF)があります。
カーボンフットプリントとエコロジカルフットプリントの違い
カーボンフットプリントが二酸化炭素の排出量で表現するのに対し、エコロジカルフットプリントでは土地や海洋の表面積で表現します。また、カーボンフットプリントは製品ライフサイクルに対して必要な二酸化炭素の排出量、エコロジカルフットプリントは1人が生活するために必要な土地や海洋の表面積と、それぞれの負荷を算出する主体が異なります。
■カーボンフットプリント
- 二酸化炭素の排出量で表現
- 製品ライフサイクルに対して必要な二酸化炭素の排出量
■エコロジカルフットプリント
- 土地や海洋の表面積で表現
- 1人が生活するために必要な土地や海洋の表面積と、それぞれの負荷を算出
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