SDGs用語集
エシカルファッション
エシカルファッションとは、環境への配慮や製造での労働環境の整備などがされた、エシカルな衣類を身に着けるという考え方です。
エシカルファッションと似た言葉にヴィーガンファッションがあります。ヴィーガンファッションは、動物由来の衣類を身に着けないという考え方で、環境保護の観点に着目したエシカルファッションの一部です。
もともとファッション業界では、環境への問題や労働環境の問題などがありましたが、ラナ プラザ崩落事故という労働環境の悪さが招いた事故をきっかけに、エシカルなファッションの生産が積極的に行われるようになりました。そのためエシカルファッションでは、環境だけではなく労働者や社会問題などさまざまな問題を考慮して生産が行われます。
エシカルファッションの要素
日本発信のエシカルファッション推進団体「Ethical Fashion Japan」では、具体的なエシカルファッションの内容として以下の7つを挙げています。
- フェアトレード:適切な価格での原料の取引を行うことで、不当な労働と搾取をなくす。
- オーガニック:有機栽培で生産された素材を使用する。
- アップサイクル&リクレイム:捨てるはずの素材や在庫商品から製品をつくる。
- サステナブル・マテリアル:リサイクル可能など、持続可能な素材を使用する。
- クラフトマンシップ:効率的な生産体制ではなく、伝統的な技術を取り入れる。
- アニマルフレンドリー:動物実験を行わないなど、動物の福祉に配慮している。
- ウェイストレス:ライフサイクルにおけるムダを削減している。
- ソーシャルプロダクツ:寄付活動など社会的な活動に貢献している
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