SDGs用語集

ウォーターフットプリント

ウォーターフットプリント(Water footprint)とは直訳すると「水の足跡」という意味ですが、1つの商品を作るのに、また廃棄する為に水をどれだけ使用するかのを計測する1つの指標として使用されていいます。

例えば、1つのジーンズを作るのには大量の水が使用され、また汚染された水を排出していることが問題になっています。水が使用される場面は、ジーンズの原料となる綿を栽培する際、綿の原材料から生地を作る際、生地を染色する際、また製品になったものを洗う際にも使用されます。

この様に、さまざまな場面でどれだけ水を使用するのかを把握し、水資源をより有効活用する為の一つの指針になるものがウォーターフットプリントと言えます。また、水以外にも、二酸化炭素をどれだけ排出しているかの「カーボンフットプリント」、環境全体に与える影響を測る「エコロジカルフットプリント」があります。

バーチャルウォーターとウォーターフットプリントとの違い

ウォーターフットプリントとよく似た概念と言われるのが、「バーチャルウォーター(仮想水)」と呼ばれるもので、食料を輸入し消費している国において、輸入した食料を自国で生産すると仮定したときに必要と推定される水のことをいいます。

ウォーターフットプリントは、生産する際の水の量だけでなく、どこから水源を得ているのか?また、どんなタイミングで使用しているかなど多面的に計算するという違いがあります。

また、バーチャルウォーターは食料を生産する場面のみで使用されるのに対し、ウォータフットプリントは食料以外の水の使用量にも使われる考え方です。ウォーターフットプリントを考えるときの一つに、バーチャルウォーターがあると言えます。

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