SDGs用語集
イニシアチブ
イニシアチブは英語の「initiative」をカタカナ読みしたもので、日本では「イニシアティブ」と読み書きする場合もあります。「イニシアチブ」、「イニシアティブ」どちらでも同じ意味として使用されています。
■英語の「initiative」の大きな3つの意味
- 主導権、主導、率先、首唱
- (事態改善・課題解決への)新規構想、戦略
- 進んで物事に取り組む能力、実行力、自発力
主に日本で使われている意味としては「主導権・主導・率先」で、基本的には「イニシアチブ」=「主導権、率先する」と理解出来ます。サステナビリティ について話す時には、国連や国際認証機関などが様々な世界的課題を解決する為の構想を打ち出し、政府、企業、団体個人までその構想を広めていく際に使用される事があります。
例えば、企業がサステナビリティ に取り組む企業として表明する際に、
『弊社は、国連が提唱する自主行動原則である国連グローバル・コンパクトに賛同しています』
という意思表明をすることがあります。この企業が「国連グローバル・コンパクト」というイニシアチブ(SDGsに関する構想、戦略)に賛同しているという意味になります。サステナビリティ に関するイニシアチブは数多く存在し、日本でも年々賛同、参画する企業が増えてきています。
SDGs・サステナビリティ に関係するイニシアチブの種類
そもそもSDGs(持続可能な開発目標)自体、国連加盟国の同意により決定したイニシアチブ(新しい構想、戦略)であると言えます。SDGsは目標17、ターゲット・指標は169あり、SDGsを達成する為に多方面へのアプローチや知識が必要なことから、SDGsに関係するイニシアチブも数多く存在します。
■ 国際的なイニシアチブの例
- 持続可能な開発目標(SDGs)
- 国際労働機関(ILO)
- 国連防災機関(UNDRR)
- 国連世界食糧計画(WFP)
- 国連環境計画(UNEP)
- 国連グローバルコンパクト
- RE100
- TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)
- CDP(Carbon Disclosure Project)
- FSC®(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)
- RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil、持続可能なパーム油のための円卓会議)
- 国際経済フォーラム など
上記の様に国連に関係するイニシアチブや国際認証などのイニシアチブが数多く存在します。国連関係のイニシアチブ一覧はこちらから確認できます。
■日本のイニシアチブの例
- 日本経済団体連合会
- 日本貿易会
- 生物多様性民間参画パートナーシップ
- 日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)
- マリーン(MARINE)・イニシアティブ など
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