SDGs用語集
アース オーバーシュート デイ
オーバーシュートとは、英語で「超過する」「度を超える」という意味で、アース オーバーシュート デイは、人が消費する自然資源が、地球が1年間で再生可能な自然資源の量を超える(オーバーシュートする)日。
つまり、人が1年間過ごす為に必要な食料や水、エネルギーなどを使い過ぎることで、自然に再生する量が追いつかずに足りなくなってしまう日が1年間の内にいつ来るのか?「自然資源をどのくらいの速さで消費しているかを示す日」です。
例えば、木はすぐには育ちません。木を多く伐採すると、自然に生育する速度に追い付かずに、消費と生産のバランスが崩れてしまいます。
なぜこの日が生まれたか?
「石油はあと◯◯何年で無くなる」そんなニュースを聞いたことはありませんか?
このまま人類の経済活動によって、自然資源を消費し続けていくと、いつか使い尽くしてしまう資源は石油以外にもあります。あまりに先の話であまりピンとこない話ですが、少しでも身近に感じることが出来るように、また国ごとにどのくらいの速さで消費しているのか?を表すことで危機感を持ってもらう為に作られました。
国によって異なるタイムリミット・日本の状況は?
・2019年
世界:7月29日 日本:5月13日
・2020年
世界:8月22日 日本:5月12日
・2021年
世界:7月29日 日本:5月6日
2020年は新型コロナウィルスの影響で、世界ではロックダウンなどが行われ、経済活動が止まった為に世界ではオーバーシュートデイを結果的に遅らせることが出来ました。一方、日本ではコロナ化でも毎年オーバーシュートデイが早まっています。
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