Registration Number : NH 0034

株式会社 スプレッド

https://www.spread.co.jp/

業種

植物工場事業の運営

テーマ

  1. 植物工場「テクノファーム」事業を通じて 未来の子どもたちが安心して暮らせる 持続可能な社会の実現を目指す

植物工場「テクノファーム」事業を通じて 未来の子どもたちが安心して暮らせる 持続可能な社会の実現を目指す

株式会社スプレッドは、たゆまぬ技術革新とサプライチェーンの効率化によって食料安全保障に貢献し、アースサイドグループの一員 として グローバルフードインフラの構築を目指す中で、2030年の SDGs達成に向けて、植物工場事業を通じて貢献を続けている。

運営する植物工場「亀岡プラント」「テクノファームけいはんな」 では、電気の「光」と栄養を含んだ「水」を使って、きれいな空間 でレタスを育て毎日収穫し、『ベジタス』ブランドをはじめとした 商品を全国へ届ける。

栽培には、農作物そのものだけでなく、大気・水系・土壌すべてに リスクがあるといわれる農薬を使用しないことで生態系へのダメー ジを抑止している。 「テクノファームけいはんな」では栽培に使用する水の約9割をリサイクルすることで、周辺地域の水資源に対しての負荷を軽減している。

工場での生産工程においては技術革新により「狭い土地での大量生 産」「生産工程の7割の自動化」、またIoT活用による「栽培状況の可視化による生産性向上」など安定的で効率的な栽培を実現し、さらに災害発生時の防災マニュアル策定や有事の際の対策を検討する社内安全委員会を発足させるなど、”もしも”の時の備えも進めることで、よりレジリエントな農業の推進に繋げている。 また、テクノファームけいはんなでの自動化の導入で、特に重労働 の作業を機械化することに成功し、両工場において60歳以上の高齢者に負担が少なく働きやすい環境を提供している。因みに工場内は通年同じ気温、衛生的な環境が保たれている。

また、JAS(日本農林規格/Japanese Agricultural Standard)0012『人工光型植物工場における葉菜類の栽培環境管理』(2019年9月5日・農林水産省制定) の認証を受けており、規格の要求事項の特に食品衛生に関わる基準を満たすことで、運営する 2 工場において食中毒をはじめとした健康危害のリスクを減らす取り組みを行っている。この取り組みを通じて、安心・安全な野菜の安定的な供給責任を果たし、多くの人びとの健康的な食生活に寄与することで SDGs 目標 3「すべての人に健康と福祉を」の達成に貢献している。

このたび日本ノハム協会が取り組み認定したSDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」についての日本の進捗度は94.9ポイントと高い水準であるとされているが(「Sustainable Development Report 2019」より)、内閣府は「SDGsアクションプラン2019」でこの目標に対しての日本の実施指針として「健康・長寿の達成」と「生物多様性、森林、海洋等の環境保全」を掲げており、株式会社スプレッドの取り組みはそのうち前者に寄与する意義ある内容といえる。

同グループの他4社及び取引企業とは、サステナブル農業・サステナブル経営の実践を共にし、植物工場建設・運営・研究開発を通じたパートナーシップでSDGs達成を目指している。

SDGs

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